浅草郵便局/浅草支店の風景印(東京都台東区)
日本初!東京スカイツリーが描かれた風景印
【使用期間】平成24(2012)年4月23日~
【図案説明】浅草寺雷門に、ほおずき市のほおずきと東京スカイツリー、提灯型の外枠
【使用切手】東京スカイツリーと地デジカ(特殊切手「地上テレビ放送の完全デジタル化」)/平成23年発行
東京都台東区・浅草郵便局(画像左)および浅草支店(画像右)の風景印です。
東京の新名所、東京スカイツリーが日本で初めて風景印に描かれました。
東京の新しいランドマークですから、どの局が最初に風景印の図案として採り入れるかな、と思っていたのですが、浅草郵便局というのはちょっと意外です。
東京スカイツリーがある墨田区の郵便局は、台東区の浅草郵便局に先を越されたかっこうです。
もっとも、こういうランドマークは少し離れたところからのほうがよく見えるので、まあ浅草の風景でもあるといえばそうなのですが。
まあ、浅草寺や雷門についての説明は、もう今さら私が語るまでもないので割愛しましょう。
ただ、昨年の元旦に浅草寺を訪れたのですが、身動きとれないほどの混雑で参拝を断念したので、私はこの雷門をくぐったことがありません。
いっぽうこちらは、平成24年4月21日(支店は22日)まで使用された、旧図案です(左:浅草郵便局、右:浅草支店、使用切手:浅草三社祭/21世紀に伝えたい東京の風物・ふるさと切手、平成12年発行)。
高い建物がなかった時代、この浅草寺の五重塔はランドマークとしてかなり目立っていたことでしょう。
時代の移り変わりとともに、風景印に描かれるランドマークも交代したというわけです。
そういえば浅草には「凌雲閣」(浅草十二階)という、当時としては高層の建築物もありました。
日本で風景印が始まったのは昭和6年ですから、もし関東大震災(大正12年)で崩壊しなければ、おそらく凌雲閣も風景印の図案になっていたでしょう。
それもぜひ見てみたかったなあ。
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Comment
浅草の再開発地区に、ビルの一部に凌雲閣を模した建物を建造する計画があるようです(恐らくJRAウインズ浅草の向かい辺り)。